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執筆者の写真レディース事務局 坂井フェニックス

【自宅待機時に読みたい】親離れよりも子離れ

自宅に篭るとなかなか話題を探すのが難しい。

ついつい携帯見る時間増えますよね。


そんな中見つけた記事


千葉県の記事かな?

JAの担当者さんのコメントに朝から笑わせてもらいました。

どうせ盗んで食べるなら美味しくいただいて欲しいですもんね。笑


今日は過去に感じたことの回想です。

 

親離れは案外出来る

 

過去によく小学校の低学年の選手の合宿の時にみられたシーン

「お母さんいないのは不安やー」

「家に帰りたいー」

と大泣き。

親離れの第一歩ですよね。大概は初めての合宿初日の夜に15人〜20人くらいの合宿したら1人から2人はいました。

毎年の恒例行事だったので煩わしいとか全く思ってません。今年もいるよね〜ぐらい。


日中サッカーしてる時はいつもの練習と大差ないのかいつもと変わらない。

ただ夜、ふとした時にいつも家にいるのに今は違う場所で親がいない。という現実を感じるんでしょうね。急にスイッチ入ったかのように泣き出します。


でもなんやかんや眠たくなるし、散々騒いだあと寝ます。

いつも以上に泣いている分エネルギー使っているので寝ます。

次の日にはケロッとして迎えていたりすることがほとんどです。


たまに例外の強者がいますが、2泊3日の宿泊でも初日に泣いて2日目は慣れてる子がほとんど。次回以降の合宿では何事もなく日程を終えるようになってます。


合宿時のことだけが親離れの指標ではないですけど、大きな一歩である事は間違い無いです。自分のことを自分で出来る子は少なくとも合宿でこのようなことになる事はありません。


子どもは対応する力が高いから意外とあっさり親離れ出来ます。


 

対処法

 

これが正解では無いかもしれませんが、夜に泣いちゃった子がいる時の対処法の一つとしてご活用ください。


「諦めさせる」


これをよくさせてました。


子「うあぁぁぁあ」


私「どうした?」


子「寂しいぃぃ」(ここで話が聞けることの確認)


私「そうか」


子「帰りたいぃぃ、お母さんに会いたいぃぃ」


私「無理や。いいか、まず誰が合宿くるって決めた?」


子「僕ぅぅぅ、でも帰るぅぅぅ」


私「そうやな、自分で決めたんやからお父さん、お母さんはまず途中で帰ってくる事は望んでない」


子「違うぅぅ、帰るぅぅぅぅ」


私「あと時間の問題や。ここまで何時間かけてここまできた?朝何時に集合してた?」


子「朝は7時ぃ、時間はわからん」(この辺まで会話できるとだんだん泣くのが収まってくる)


私「そうや朝7時に集まったな、時間は休憩も入れて4時間かかったんや」

 「そんでどうやって帰る?」


子「バス」(バスで移動してきた為)


私「俺が運転するんか?それは嫌や、今は20時や君を乗せて集合場所に戻るまで4時間、その後またここに戻ってくるまで4時間かかる。俺は何時にここに戻って来れるんや?」


子「ん〜わからん」(ここで答えられるようなら収まっている)


私「なんと朝4時や、俺寝られん。でも俺は寝たいだから嫌やし、無理や」


子「でも帰りたい」


私「バス、電車で帰る方法もあるけど、今から帰るとどうしても君の家まではたどり着かない。誰も知らない変な場所で一回朝が来るまで待たな帰る事は不可能や。それでも帰りたいならお金を貸してあげよう」


子「〜〜〜(声にならない)ここにおる」






実際にこんな感じのやりとりをしました。

ぐらいで諦めてもらって一泊したら大概はクリア。

無理なもんを理由をしっかりと伝えてあげて諦めてもらう。


親に来てもらう〜〜〜っていう場合もあったけど、親の番号知ってるか?と聞くとこういうこと言い出す子は大抵知らない。「残念ながらその思いを伝える事はできない」となります、もちろんこちらは番号知っていますが教える気なんか毛頭無い。


正しいかどうかはわかりませんが、もしそんな場面に出くわしたらお試しあれ。


 

親離れ≒子離れ

 

共依存という言葉があります。


説明は省きます。知らない方は記事を参考にしてください。


親離れ出来ない子の多くは子離れ出来ない親によって生み出されます。

僕がいないとお母さんが寂しがる。という子がとても多いです。

悲しいですがお父さんが寂しがるという事は今まで聞いたことがありません。


合宿から帰ってきて暖かく迎えてあげる事は大切だと思いますが、その子の合宿中に「あなたがいなくてこんなに大変だったんだ、お母さんは寂しかった」みたいなことを伝えてしまうと。自立なんてできません。

親が子から離れられない、離れようとする子を引き止めよう、つなぎ止めようとする傾向が強いと親に依存する親離れ出来ない子になってしまう子が多いです。


 

特徴

 

親が子どもに関わりすぎてる選手の特徴


1、忘れ物でもなんでも親のせいにする

「お母さんがいうたから」「お父さんが用意してくれなかったから」


2、他人に聞くことが出来ない

ネットで調べたりし始める。知ってそうな他人に聞いたり出来ない。

初めてきた会場で「コーチ、トイレどこですか?」 「いや、知らん」


3、食べ物に対する扱いが雑

チームで作ったものや用意したものを平気で残す

食事前「残すなよー」 「えー無理ー」


4、失敗に対して過敏に反応する、臆病

どう思う?とかの問いかけは基本首を傾げて無言


5、1番手を極端に嫌う

「何かある人ー?」で絶対に何も言わない

「じゃやってみよー」でも絶対に最初にやらない

「写真撮るぞー」でも絶対に集める側ではなく、集められる側



そして関わりすぎる親の共通でよく口にする言葉

「まだ子どもなので」

「まだ〇〇には早い」

「そこまで考えられない」


とかがよく聞きましたね。


 

自宅にいるからこそ

 

家に子どもがいる時間が長くなっている分、家のことのお手伝いをお願いする機会が多いと思います。


こんな時にはぜひ子どもに

「ちょっと手伝ってもらう」ではなく

「やってもらって、ちょっと手伝う」という機会を設けてください。


時間も手間もかかるでしょうけど、決して先回りせず、失敗も経験させてあげながらメインはあくまで子ども。

3分クッキングみたいに予め用意されたものを渡してしまったり、段取りを教えてあげたりしないで四苦八苦する様子を見守るぐらいでいいです。




こういった時だからこそ出来る学びの機会を大切にして欲しいと思います。

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