2月も半ばを過ぎてすぐに3月を迎えます。
新チーム稼働に向けて色々動いています。まだ体験に参加していない選手がいたら是非参加してください。
坂井フェニックスレディースに所属を決めた選手も3月ごろから一緒に動く機会も増えます。とにかくチームの様子や雰囲気を確かめ、同じ志のある多くの選手が4月を迎えられる事を目標にまだまだ走り続けます!
まだ所属チームを決めてないよ。という人がいたら是非一度!
もちろんサッカーをやってきていない選手でもOKです。
よろしくお願いします!
指導者or独裁者
指導者とは
教え導く者。指導する者。教育やスポーツ、芸道などのほかに、政治、経営、宗教についても用いられる。コーチあるいはリーダー。
「実用日本語表現辞典」より抜粋
指導者とは答えにたどり着ける様に導いていく人の事を指す。という様に解釈しています。
それは答えを提示するだけでもなく、強制的にそうさせるのでもなく、あくまで言葉と目標設定や練習・試合の設定で導いていくものです。
勝利に直結するのであれば手段は問わず。
強制で「こうしなさい」「これはダメ」という指導者というより独裁者の様な人もまたいます。
同じスポーツ現場でも違いが出ます。勝敗にというよりも選手の表情であったり、目を配る場所に違いがでます。
言葉にするのが難しいのですが、表情が暗いというか、表情がないというか、一定で変化が少ない選手が多いチームにこういった教えている方がいる様な印象です。とにかく失敗したらベンチを見ることが多いです。
「このパターンはこう!」「こういう時にはこう!」の様に強制で答えを一択にしてしまえば、即効性の高いものにはなります。
しかし、サッカーの様に毎回起こる場面に微妙な変化やトラブルによってその場その場で瞬間的な判断が求められる競技において、その様に引っ張っていくのは果たして正解なのでしょうか?
相手も毎回変わる、システムも違う、特徴も違う、そんなチームに一辺倒なサッカーは通用しません。絶対に。
教えるポイントに違いが出る
具体的に何が違うのかわからん。指導者?独裁者?見た目の問題ではありません。
教えるポイントが違います。
指導者は使い方を教える。
独裁者は使う事を教える。
例えば「ダイレクトプレー」という教える項目があった場合。
いつ有効なのか、どんな相手には有効でないのかを理解してもらい、使い方を学ぶことが必要だと思います。
とにかくワンタッチでプレーしよう!では試合でどこで活かすのかは選手の判断基準にお任せとなります。上手くいった!偶然上手くいった。の違いはどこにも出ません。
「紙を切る」という行為に対して、ハサミ・カッターなどの道具を教えることと。
「まっすぐ切りたければ定規がある場合はカッターの方が綺麗に切れるよ。ただし、紙の下になんか敷いておかないと傷がつくよ。」
「ハサミは丸とか曲線を切るのには良いと思うよ。手でちぎるとこんな感じになるよ、他にも色々切る道具もあるし、探して観て試してな。」と使い方を伝えることの違いであると思います。
極端な例ですが、こういった事を自ら探して工夫できる様に、知らなければちょっとずつヒントを出して。知っていれば、より深いところを伝えて魅力に。
教え過ぎない様に絶妙なバランス感覚で。これがなかなか難しい。
いつも反省、自戒を込めて。
理解して手に入れたものは一生ものの経験。それをいかに多く与えていくのかが大切。
目の前の簡単な方法に手をつけると「理解する」ということが抜けてしまいがち。
「〇〇しなさい」の悪
強制的にそれを行わせることが「理解」を遅らせ、その場では出来るけど、その場以外では全く出来ない。ということもしばしば見てきました。
強制的にそうさせる人がいなかった場合、「理解」していない人は習慣化でもしていない限りそうしないのです。
逆に習慣化している人はいついかなる時でもそうしてしまうのです。それが適していない場面であっても。
理解をして初めてわかることや、観えてくるものがあります。
サッカーが強くなることと上手くなることは直接イコールで結びつきませんが、ニアイコールであると思っています。結果を出し続けるには上手くなることが必須であると思っています。
繰り返しになりますが、体験練習に顔を出していただき、チームの雰囲気を感じてください!まだまだ選手募集中ですので事務局【カワバタ】までよろしくお願い致します!
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