もう8月も終盤。。時が経つのは早いというけど、本当に早すぎる。
1週間くらいの感覚。やりたいことまだ半分も終わってねえよ。
あと少しの夏休み、頑張ろう。
御礼
夏休み限定体験練習期間にご参加くださいました皆様ありがとうございました。

彼女たちも普段伝えられていることを、体験生に拙いながらに一生懸命教えている姿が一昨年、1年前とサイクルを起こしているなとクラブの立ち上げ4年目にしてようやく感じられるようになってきました。
去年もそういやこういう光景あったよなと感慨深く感じながらこの夏休みは過ごすことができました。今年は初めて夏休みにこういった機会を設けたので少し今までよりも早い段階で行いましたがそれでも所属選手の成長は感じますね。
今回参加してくれた選手たちもご縁があって所属してくれましたら、2023年には少しずつ成長していく選手たちを間近で観られる喜びを共有していきたいと思います。
11月以降になるとは思いますが説明会を設けてまいりますので今後とも坂井フェニックスレディースをよろしくお願いいたします。
インプットの場はどこにでもある
普段の練習でスタッフから言われることや、説明、相手チームとの試し合いからの学び、合同練習での刺激など今の選手たちにはインプットする場はそこらじゅうに溢れています。
それはウチのクラブとかそういうものではなく、他チーム、世代関係なく学べます。
いまは便利ですもん。ユーチューブ、ダゾーン等配信系が溢れているのでなんでも勉強できる。
本当にその気になれば学生だけでチーム運営もこなせるんじゃないかなと思うくらい。
だからこそ指導者は現場でしか伝えられないことやニュアンス、一人一人に合わせた指導が必要だと思っている。
大学時代に指導者の真似事を始めた時「学ぶことを辞めた時に指導者を辞めなければならない」とロジェ・ルメール氏の言葉に初めて触れましたが、今ではその言葉の重みがより増しているような状況。
指導者もそうだし、選手もまた学び続けなくてはいけない。
楽しいことも、難しいことも、時にはしんどいと思うことも学ばないといけない。
お互いいろんなことが学びにつながる。気がつけるかどうかの問題だ。アンテナ張ってんのかどうなのか。そこでチームの差は生まれるし、選手の実力だって差が出ると思っている。
誰かに伝えることの大切さ
インプット以上にクラブではアウトプットが大切だと思っている。
学んだことを誰かに伝えることは、正しく学べているかの確認もできるだけでなく、わからない、知らない子に伝えるには工夫だって必要。
しゃべるテンポや内容だって変えないといけないかもしれない。
そういう訓練を積んで少しずつできるようになってくるもの。
今回の体験練習で話してくれた選手の中には「こいつ何いってんだ?」という選手もいたはず。でも選手はその中で反省し、学び次に活かすというサイクルを自分の中で起こしているのです。
いろんな人と話すことはだからこそ大切。言いにくいことを伝えたり、簡潔に伝えたり、時には例え話を交えても必要かもしれない。
こういう経験はサッカーと一見関係ないように見えて、めちゃくちゃ関係ある話。
試合中は簡潔に短い言葉で伝えないといけない。長文喋ってたら状況変わってるからね。
こういうのは習慣。慣れが必要だし、もちろん訓練も必要。
もともとそういう「学び」として考えられているのかも大事。アンテナを張るって、意識を持っていくって大事。
先に生まれた人の役目
「先に生まれる」と書いて「先生」
クラブチーム特有というか上下関係はあまりしっかりと打ち出していませんが、そこらへんの線引きはちゃんと持っています。
今の1年生は全くできていないのでしばらく怒られる日が続くでしょうけどね。
後輩への関わり方はとても大切にしています。それが先に所属しているものの役目だと思っています。
その関わり方も高校生からの学びのおかげ。
この夏に高校へ体験周りに行ったおかげ。
夏のインターハイのチャンピオンでもある「大商学園」をはじめとした、多くの高校さんに混ざってトレーニングや練習試合に参加。
素晴らしい関わり方やチームの空気を肌で感じて良い刺激をチームに還元できています。

良いものを感じる、というかその中に入ることで強制的に感じさせられるまでのものになっている。
本当すげえいい環境だったな。単純な練習の中にいろんな刺激がいっぱい。
この体験のおかげでチームに還元できたり、体験生に還元できている。
高校生も「先生」なんやなと痛感。
9月のなでしこひろば
そんな選手たちのアウトプットの場として、そして参加してくれる小学生へのインプットの場として「なでしこひろば」を9月も開催します。

選手たちが本当に学んでんのか?どんなもんやねん。と確かめる場として使っても良いです。関わり方やいろんな面が変化していってるはずです。きっと。たぶん。。。おそらく。
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