県内外問わずあちこちに顔を出しているから「暇なんか?」と疑われております。笑
客観的に観たらそうなんかもな。これまでは「どこにでもおる人」でしたが、最近は「暇人」に進化?退化?していってます。次はなんやろ?遊び人?
いつになったら仕事してそうな名称に変わるんだろうか。。。
今回はこの時期に毎回書くようなチームの選び方について
2022版といっても多分あんまり変わんないじゃないかと思うけど、考え方ってちょっとずつ変わるから以前と違うこと言うてるってなってもお許しを
第1章 チームを選ぶ前にやること
小学校から中学校へ、中学校から高校へ、高校から大学へ、それぞれに考えることは様々だが、ある程度統一してここに書きます。
①最終判断するのは誰なのかを家族で確認する
サッカーをするのは選手本人、サポートをするのは保護者。双方が納得した上で所属を決めることが大事。こんなことは当たり前やん?ってなるけども案外見落としがちな事でもある。
1、選手本人が主導で突っ走りすぎてるパターン【これはあんまりない】
2、保護者ががっつりレールを敷いてるパターン【これはよくある】
1、2でも所属してから双方が納得すれば良いのだが、そうでない場合途中で辞めちゃうなんてことも。
基本的には選手本人がどこでやりたいかを決め、そこに対して応援できるのか否かを保護者が決めることが全てだと思います。この順序がどっかいっちゃったり、ここに行きなさいって保護者主導で決めると選手が結局ブレた時、心折れた時に「親が決めたから」と言い訳しやすいし、苦しい状況から逃避しやすい。
辞めることがダメなこととは思わないが、辞めたらみんなやはり寂しい思いをする。仲間、関わってきた指導者、家族、仲間の家族。選手が決めること考えることってのはもちろんあるが、辞めるってやっぱり悲しいし、寂しい。
だからこそよく話して、よく聞いて決めるべき。
②決め打ちしない
やっぱここでしょ!って一つのチームに捉われないこと。
1つに絞って考えると案外近くにあった自分に合う条件のチームの存在を見落としたり、知らないまま所属を決めてしまったりする。情報は多方面から取り入れて候補を持つこと。
③条件を複数持つこと、優先順位を決めること
結果のみに捉われてはいけないし、雰囲気も大事。
人数が多いからいいのではなく、活動の内容も大事。
目で見てわかるところに、人は分かりやすく飛び込んでしまいがち。
1、全国大会優勝チーム!でも鬼のようにスパルタチーム。
2、人数がめちゃくちゃ多いチーム!でも毎年途中で辞めたり移籍している人多数。
3、スーパーテクニカル集団!でも雰囲気超暗い。
行きたいですか?笑
結果出してるから、人数多いから等で決めるのもいいかもしれないが、結果出すために何か取り組んでいるだろうし、人数多いのも何かしてるかもしれない。
もちろん結果出しててしかも素敵な取り組みをしていることもあり得るし、人数が多い理由もこれは納得!となればそれは良いチームなんだと思います。
人によって求める条件は様々。条件の書き出しなんかは大事かなと思います。
第2章 チーム体験開始
いざチームの体験開始!って時に注意すべきこと。書き出します。
①1回で決めない。
回数を重ねましょう。という当たり前だけど見落としがちなこと。
人間1人でも毎日ご機嫌いつもニコニコ!ってあんまりないでしょう?それが11人で競技するチームにおいて毎回ご機嫌な様子ってあまりないと思いませんか?
チームとして結果が出てなかったり、学校で嫌なことがあったり、彼氏・彼女に振られたりしたらそりゃ暗くなるだろうし、逆に結果出てたり、良いことあったりしたらそりゃご機嫌な雰囲気になる。
人間いきものなんだから波があって当然。それが集まったチームという集合体で波がない方が不思議な話です。そういうの全部ひっくるめて何回も確かめつつ決めるべきかなと思います。
それに体験会って参加したらみんな優しいじゃないですか?体験会用のモードって指導者だけじゃなくて選手も持っていると思うんですよ。だから通常練習の日とか、なんなら公式戦前とかのピリピリした時に参加させてもらえるなら参加した方がいいと思います。
それが実際に所属した場合に味わう雰囲気なので。
親御さんも経験無いですか?運動部の体験期間は優しい先輩方や指導者。正式に入部となったら鬼のように怖くなった先輩や自分自身、そして指導者は鬼のようでなくちゃんと鬼になる。笑
そういうギャップがあると嫌だなって思うので基本的に坂井フェニックスレディースはいつでも体験OKにしてます。普段通りやるんで、チャレンジしなければミスしてなくても怒るし、チャレンジが見えれば一見怒られるようなミスしても何も言われない様子なども体験できます。体験日ってある方が参加しやすいのはわかるんで体験日作ってますが、本当は普段から練習来てくれて一向に構いません。【素のチーム】を観てもらうことに意味があるので。
鬼と馬とゴリラとアルパカ等、愉快な動物園のようなチームでお待ちしております。
②複数の候補から徐々に減らしていく
保護者の皆様は大変ですが、最初は本当色々体験させてあげてください。
ここまでなら普段通えるかも?ってチームまで候補に入れてください。そこがもしかしたら条件ピッタリなのかもしれない可能性は十分にあります。
最初は手広く、そこから家族で「おっ?ここはアリかも」というチームを数回通う候補として何回か体験させてあげてください。目安は2、3チームくらいに絞らないと大変です。
2、3チームでも今のチームの練習プラス、候補先の体験となるとほぼ休みなしってなるのでめちゃくちゃしんどいです。
次のチームを決める際に一番辛い時期がこの時期かと思います。ただしここを越えればあとはだいぶ楽になります。頑張りましょう。
1章の条件と照らし合わせて、条件も新たな条件が出てくるかもしれません。そこも加えて考えて考え抜いて決めることです。ここで優先順位も加えることを忘れずに!
③決めたら即行動
ようやく卒業後はここに行きたい!家族もOKってなりました。
そうしたら希望チームにその旨を早めに伝えてあげることが大切です。
チームによっては早い段階から合流を許可されて、活動を一緒にできることも可能です。
現在所属しているチームの活動+無理のない範囲での新所属先チームの活動をやっていくと良いかなと思います。新チームのコンセプトやトレーニングに早めに慣れておくってことは物凄い重要です。
特に小学生から中学生は変わるものが多く、ピッチサイズ、プレー時間、ボールサイズ、プレー人数と変化に富んでいます。サッカーからフットサルでも同様ですね。変わるものが多いので適応していくだけで時間を有します。
ですのでそこは慣れていくということを早めのうちからやっていて損はないです。
高校に上がる、大学に上がるでも同じ。上のカテゴリーと混ざってやることで失うものがないわけではありませんが、得られるものは多いです。
第3章 やってはいけないこと
ここまではやるべきことや、考えておくべきことを書き出しましたがここからはNG行動です。これを気をつければあとは大丈夫じゃないかと思います。重複するところもありますがそれくらいやったらダメだということです。
①保護者先行で決めていく
あくまでプレーするのは選手本人。たまにいます。ジャニーズでありません?親が勝手に応募して受かったから行った。てパターン。表に出ている方は成功例だと思いますけど、その裏には絶対に数えきれないほどの失敗例が潜んでいます。
サッカーも同様で親がそうやって進めていって絶対に成功しないとは言い切れませんが、サッカーをやりたくて頑張っているのは選手自身です。選手自身の良き相談相手となってもらうことが良いと思います。
②友人関係で決める
友達が行くから私も一緒に。理由としてはあってもいいですが、1番の決め手としては絶対にしてはいけません。
なぜココでサッカーをしたいのですか?と聞かれた時に友達がいるから。となると、その友達が仮にチーム辞めたらあなたも辞めるの?となる。
自分がココでサッカーをやりたいと思った決め手は自分自身が何をしたいかで決めるべきだと思います。
③結果やイメージで決める
さっきの決め打ちにしたらダメやでって話。
分かりやすいからそれ観て決断する気持ちはめちゃくちゃわかる。
でも、必ず2回以上通って決めないと何も良さがわからないのもまた事実。
④活動の内容を確かめない
どんな活動してんのか?を調べないで所属するなんてあり得ない!って思うかもしれません。が、練習の頻度や練習試合の頻度、遠征や他チームとの交流具合など、大事です。
学年ごとの活動なのか、クラス分けされてるのか、全員一緒なのか、とか。
通える範囲で普段練習しているのか大事です。ご確認を。
第4章 条件とは
最後にこれで少しは助けになるかと思いますので第1章の条件をいくつか例としてあげておきます。この中でこれはいる!や、これはいらない!など参考にしていただきながら条件と優先順位を決めてもらえるといいかなと思います。
①【結果】 全国大会優勝・全国大会出場・地域大会出場・県大会出場・大会出場なし
②【距離】 送迎あり・なし 車で移動1時間以上・1時間以内 公共交通機関で1時間以上・1時間以内 半径〇〇km以内
③【金銭的】 月〇〇円以内
④【活動】 週◯回以上・以内 週末の活動 県内活動多い・少ない 遠征年間◯回
⑤【練習】 走り中心 ボール扱い中心 ハード ゆるい 土 人工芝 天然芝
⑥【時間】 練習時間 移動時間
⑦【雰囲気】 厳しい ゆるい 楽しい 辛い 明るい 暗い 静か うるさい
⑧【仲間】 多い 少ない 優しい 怖い
⑨【指導者】 優しい 厳しい 鬼 ゴリラ 馬
⑩【コンセプト】 人間力重視 テクニック重視 パワー重視 スピード重視
大体こんなところではないでしょうか。
あとはチームとしてのレベル的なものがあるかと思います。地域リーグ所属とか、県リーグ◯部所属。
あとは人間力、あいさつができるとか、荷物とかちゃんと整理してるか。感謝してるか。
色々吟味して優先順位決めて、ここやなって決めてもらうのが一番です。
中学3年生、高校3年生はもうすでに決まっているでしょう。
小学6年生の選手と保護者の皆様。大変やと思いますが、今ぐらいの時期から皆さん考えて動き出すころかなと思います。
忙しく、疲れるし、時間もかかる話だと思います。でも大事な3年間を預けるチーム選びです。頑張ってください!
ちょっと告知
12月に体験会行いますのでぜひご参加ください!
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