お久しぶりです。
スタッフの河端です。
初めての夏休み。
激動の毎日でした。新たに取り組んだ事や観えてきた事、普段よりも少し一緒にいる時間を伸ばしたからこそ出てくる現象の数々。
上手い、下手だけでは語れない多くの出来事がこの夏ありました。
新チームとしての活動だからこそ、蓄積された経験値がない為、私個人が当たり前に思っていたことが彼女たちにとっては当たり前ではなかったという事が沢山ありました。
そういうことに気付かされる事もまたありがたい話。
経験は財産
そんな場面に出会い、こういう時は「こうしよう」「これはダメ」「これはOK」みたいに積み重ねていくための大事な時間。
荷物は整理できているが、モノを大切に扱っているのか?
掃除はしているが、綺麗にしているのか?
挨拶はしているが、誰に向かってしているのか?
などなど、何のためにしているのかを理解していく事も大事な過程。
ただカタチにとらわれて半ば強制的にやらせて意味も理解できていないのであれば見抜く人はわかってしまう。
「サッカー」という競技の活動の中で得られるあらゆる経験を自分自身の糧にして吸収していってほしいと思っています。
施設の掃除、料理、多世代交流、電話対応その他沢山。
何でやっているのかを理解するだけでも行動が少し変わります。
坂井フェニックスレディースを巣立つまでに身につけておける事はできる限り身につけさせてやりたい。
出会いは成長の種
この夏の間に私個人が石川県の「大聖寺高校女子サッカー部」の外部指導員として活動することとなりました。
その事もあって合同でサッカー活動を行うことが出来るようになり活動の幅がグンと広がりました。
この夏早速合同で遠征に行くことが出来、サッカー面では多少高校生に刺激を与えることが出来、逆にサッカー以外のあらゆる面については高校生の対応力やタフさに刺激をもらえる様な環境でありました。
サブタイトル通り「成長の種」この種を芽吹かせ、成長させて、花を咲かせて、実らせるかどうかは本人次第。
環境を与える事は出来ますが、そのチャンスを掴むことが出来るのかどうかは本人次第。
掴めるように手助けはしますが、あくまで補助的に。
本人の意思あってこそ。こちらの思いだけが先行してしまうことのないように。
総括
まだまだフェニックスとはいえ雛鳥でした。
与えてもらえる環境から自ら獲得していく自覚と行動を。
彼女たちが巣立つ時には立派なフェニックスになれるよう、尽力していこうと改めて思います。
夏休み期間中に張り詰めていたものが途切れていくこの秋。これからの振る舞いが問われますし、自分自身ふんどしを締めていこうと思います。
いつも読んでくださる皆様ありがとうございます。
書きながら「フェニックス」に「巣立つ」ってワードがあまりに綺麗に収まったので今後も多用していこうと思います。
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