寒さに耐えかねて冬の神機「こたつ」を出動しました。
もうこれで家の中での活動範囲がグッと狭まります。
おかげで使わない部屋がまた増えてしまいました。
もう少ししたらみかんも買って。完全冬仕様になる感じですね。
冬はほとんど家にいないけど装備は充実していきます。
今回は長くなりますのでご勘弁を
今回は5つに分けて書きました。
1、どうやったら上手くなりますか?
以前聞かれたことがあります。
その時は
「これしなさいとか、ああしなさいとかは無いよ。やってみて失敗したら他の方法を試してみて、わからなければ聞けば上手くなると思うよ。」
質問者「わかりました!じゃあ上手くなる子とそうでない子の違いはありますか?」
「もうこうやって話をしている時点である程度上手くなりそうやなって思ってるから大丈夫」
質問者はきょとんとしてましたが、その後その選手は上手くなってましたよ。
チーム所属の選手ではなかったんですが、試合で顔合わすとどうでした?と聞いてくる面白い子でした。
そんなことを振り返ると特徴ってこんな感じなのかなと思うことがあったので参考になれば。
2、上手くなりやすい子の特徴
・大人と話すのが平気
世間話を出来たり、目を合わせて会話ができる
・わからないことをわからないと言える
ちょっと難しい話をしたりしてわからないことがあれば「わからない・教えてほしい」などを恐れず聞くことができる
・1つのことを調べると広がりを持って調べる、物事の視野が広い
〇〇について調べるとその分野について広く調べたり、興味を持って調べる
・自発的に行動する
親御さんに、コーチに、友達に〇〇しなさいと言われたからやることがほぼない。
自分で必要だと思ったからこそ行動に起こすことが多い。そのため、失敗もするけど数を重ねると失敗も減る
・理解力がある
練習やチームのテーマを理解する力がある
他にもたくさんあるんだろうけどもこの辺りが特に印象に残ること。
たくさんの選手と関わってきて、上手くなりやすい選手はこうだろうなと改めて思います。
3、上手くなりにくい子の特徴
これはたくさんあると思ってます。浮かんだのは9個
1、サッカーノートは絵日記
基本書いてある内容一緒
2、理解力がない
何回も練習の説明をしたり、忘れたりしてる
3、わかったふりをする
わからないことは基本放置
4、大人と話せない
話をしていても目を合わせて話せない
5、指示待ち
誰かに依存して行動する。〇〇が言ったから、〇〇に言われたからが基本的な行動指針
6、物事の視野が狭い
1個調べてきてとお願いしたら必ずそのそれだけ調べてくる
7、保護者の影が見え隠れする
例えばお金の入った封筒に名前を書いてとお願いしたらサッカーノートではみた事ないくらい綺麗な字で名前が書いてあったり、選手と電話していると明らかに子どもの電話をコントロールしているであろうと思われる変な間がある
8、先に動き出さない
練習中にフリードリブルをさせると絶対に一番最初には動き出さないで誰かが動き出すのをいてから動く。列を作ると必ず先頭にはいない。
9、用具の片付けアピールマン
良いことなんだけど、それは僕がやってますよ!というアピールを常に行う。
プレーでアピールは見たことがない
パッと出てくるのがこんなところ。まだまだきっとあるけどとりあえず9個。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2020/10/23/___split___npb/index_2.php
この記事に書いてあることに共感。競技もプロアマについてとレベルも違う話だけど本当そうだろうなって思う。
一文抜粋
── NPBから独立リーグに来た多くの指導者が、ギャップがあるといいますが、河原さんはいかがでしたか。
「能力については見てのとおり差がありますが、やればやるほど思うのが、理解力がないことですね。僕が言っていることを理解できない選手が多い。話をしても、変な理解の仕方をして違う方向に行ってしまう。だから試合でも、練習でも、その都度、言わなければいけない。
プロに行くような人にも同じような指導はするのですが、そこからあとが違う。理解のレベルがもともと違うんですね。独立リーグの場合、選手が僕らの指導を理解して、それを次の試合までにどう修正するかが大事なんです。間違った方向性で練習してしまえば何の意味もなくなってしまう。そのあたりにあらためてNPBとの差を感じますね」
プロアマの境目レベルでもそうなんだなって思うし、それが出来るようになればプロにはなれずとも良い選手は育ってくれるんじゃないだろうか?
上手くなるには上手くなりにくい子の特徴をなくしていけば良いんでは?
ということで次にこの特徴をなくしていくには?を考えていきたいと思います。
4、上達の近道を考える
自分で意識して変えないといけないところと、大人の関わり方が変わらないとどうもならないところとの2つに分かれると思います。色々なご意見あるとは思いますが考えていきましょう。
1、サッカーノートについて
例えば裏のスペースが狙われた。と書いてあったらその対策をどうしたとか、上手くいったいってないとかまでは書いてない。次までに修正しておきたいのにやられた出来事だけを書いてある子だったら何も変わらない。
ここで一緒に観る大人が評価をしてあげないといけない。毎回突っ込まれたらさすがに何か変わらないといけないし、なんとなく察するはず。
2、理解力について
漫画でも小説でもなんでも読むことが大事だと思います。良い本や漫画に出会えたら大きく変わると思います。あとは興味を持って話を聞くこと。
ちょっとでも内容を理解してきたことを人に伝えたりするアウトプットすることも理解力を高めることに良い作用を及ぼすと思います。
3、わかったふりをする
わかんないことを放置しない。聞く。
あとこれはありがちな例であるのが、「わかんないことがわかってない」
上手くいっていないなら立ち止まって考えることも大事だし、他人から評価してもらうことも大事。
4、大人と話すことについて
これはとりあえず訓練じゃないかなと思います。大人でも苦手な人がいるとは思います。
初めから話す話題を決めておくことや相手の興味ありそうなことを調べておくこと、相手に話してもらえることは何かなって考えると割と会話が苦手な人でも話せると思います。
5、指示待ち
自分で何かする意思を持つことは大切。
あとは大人側の我慢が絶対に必要。指示したほうが早いし楽なのは間違いないけど放っておいて判断するのを待つ。指示待ち側が指示を諦めることを待つ。笑
6、物事の視野が狭い
とにかく興味を持って調べることや聞くこと。意欲的にやるって大事。
調べたりするときにめんどくせぇなって思ってたりするぐらいなら同じ調べるでも興味持って調べる方が気持ちも前向きだし精神衛生的にも良いはず。
7、保護者の影が見える
これはすぐバレるので本当に辞めた方が良いと思います。何ヶ月も一緒に活動している選手が急に丁寧な言葉使ったり、普段なら絶対に来ないタイミングでお礼に来たりすることは違和感しか感じないし、子どももやり慣れてない様子満載でやっているので違和感しかありません。良かれと思っての行動だと思いますが、我が子の評価も下がって、しかも上手くなり難くなる。
「可愛い子には旅をさせよ」
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」
こんな言葉があるくらいです。
サッカーに関することはほったらかしでも良いくらいだと思ってます。
8、先に動かない
何しないといけないのかわかってなかったり、自信がなかったり理由は様々。
理解力が上がれば解決することかもしれない。
あとは人の目を気にしないこと。間違ったら恥ずかしいとかその時だけの感情。本当一瞬の恥ずかしさのために上手くなるチャンスを逃していることの方がもったいない。
9、用具アピールマン
「先に動かない」と似ている気がする。やることが明確だから自信を持ってやれる。逆にここしかアピールポイントが無い!って思っているのかも。今まで出会った用具アピールマンで上手いなって思ったことはほぼ無い。
上手い子って気付いてても人に指示してることが多い。もしくは一緒にやろうと声かけする。
用具アピールマンはここぞとばかりにこれは自分の仕事だと頑なに一人でやっていたように思う。故にその子が休むともれなく用具を用意する習慣のない選手たちなので準備はしていない。
5、大人の関わり方がとても大事
どの項目においても関わる大人の影響が強く出ると思います。
子どもの今の触れてるだけではなく、将来どうなるのかまで見据えているということを心に留めて関わらないといけません。これは自戒も込めて。
大人が失敗させないように先回りすることで子どもの間だけに許される失敗を経験できずに失敗を恐れる子になるのではいけない。意欲的でなく、チャレンジできない選手になってしまう。
自分で何かをして成功して褒められたり、失敗して怒られたりしながら成長すれば一番良いと思います。まだまだ子どもだからと接するのではなく、大人になりかけている子どもです。たかがサッカーという一部活動、スポーツ教室かもしれませんが選手の将来に少しでも多くの経験をもたらせるよう活動していきます。
すでに数名の説明会の参加を承っております。
中学校でもサッカーしたい!と検討されている方はぜひご参加ください!
お待ちしております!
Comentários