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執筆者の写真レディース事務局 坂井フェニックス

2022シーズン最後の公式大会

高校選手権(男子)の組み合わせが出ましたね。

我らが丸岡高校は高知高校との対戦となりました。


負けたら終わりの1発トーナメントは何が起こるかわからない。

ヒリヒリする試合をしてくれることを楽しみにしています。


今行われているワールドカップも日本に対して悲観的なイメージを持たれる方も多いです。かくいう自分自身もその一人。だけども何が起こるか本当にわからない。前回大会みたくいきなり先制点プラス相手一人退場。なんてこともあるのがサッカー。

厳しい見方をするのは変わりないが、是非とも勝ち上がって欲しいと応援したい。

日本も丸岡も是非頑張ってください。


今年の冬は昼間も夜中もサッカー三昧。

 

シーズン最後の公式大会

 

かくいう我々も今シーズン最後のU15女子フットサル選手権を先週戦い終えました。

サッカーの北信越大会があり、その後に北信越トレセンリーグがあったため、準備期間はほぼなし。体育館での練習も1年生は2回、そのほかの学年の子は1回しかフットサルボールに触れる練習を行えなかった。

ゆえにルールすら危うい。笑

まぁなんとかなるやろと持ち前の能天気さで迎えた本番。


まずはシューズ大丈夫か?ルール大丈夫か?のところからスタート。会場にめちゃくちゃ早く入ってフットサルってこんな感じ。というのを視覚で触れてもらうことにした。

第1試合は福井丸岡RUCK VS FUKUI GO WEST LFC

この試合に勝てば決勝進出となるトーナメント戦となります。(女子は全4チーム出場)

お互い固い入りかなーと思ったが、やはりフットサルを主戦場とするRUCKさんが優位に試合を運ぶ展開に。前半3−0 後半5−1 と盤石の試合運び。小学生のセットまで飛び出し得点する選手層の厚さを存分にアピールした試合となる。

ウチのクラブが初戦勝利すれば当たるのはRUCKさんになるんだなぁと昨年のサッカーでの決勝戦を思い出す。そして当クラブの選手たちは昨年の決勝を共に思い出し、闘志を燃やしていることだろうと。去年のリベンジを強くイメージしているんだろうと彼女たちを見る。

















このやろう、呑気に昼飯食っていやがる。




試合?多分観ていたと信じたい。観てたよね?

その後は男子の予選会場と同会場であったということもあり、スピード、パワー、戦術面を感じるフットサルを存分に観戦する。

そして開き直る。

「真似するんじゃなくてウチらしくいこう」

いまからあれこれ言うても揃わないし、それっぽいことやっても所詮付け焼き刃。荒が出るのは当然だ。

1試合観戦後にミーティング、ここでメンバーから外れる選手の発表。多分、選手たちからはサプライズ選考もあったと思う。

発表する側もされる側も辛い時間だ。この時ばかりは選ばれた人が選ばれなかった人にかける言葉は無い。ただプレーで選ばれなかった選手が納得できるようなパフォーマンスを発揮する以外方法はない。

これは前回のサッカー大会で学んだことだ。選ばれた選手がここらからスイッチを入れ出す。

 

Day1 Awara Hanks戦

 

初戦のあいてはAwara Hanksさん。北信越フットサルリーグを戦うチームであり、いま最も勢いのあるチームだと勝手に思っている。

ジュニアの年代ではサッカーもフットサルも行なっているが、カテゴリーが上がるとフットサルを主戦場にし、しっかりと積み上げを行っていたであろうチーム。


つい最近までサッカーしかしてこなかった我々はフットサル原始人だとすれば、ハンクスさんはフットサル人だ。

そんななか唯一やれることがあるとするならば学年の差と人数の差だ。

フットサル原始人の我々が武器にするのはこれしかない。

今年初出場を果たすフットサル大会でどこまで成績を残せるのかというチャレンジが始まる。


キックオフと同時に仕掛ける!とは全くいかず、どっちつかずな展開にヤキモキ。1点奪えたかと思えば即失点。

なんやったらちゃんとトレーニングしてきたことを見せてくれるのはハンクスさん。ただ持っているものを必死にバタバタ使うだけの我らがクラブ。

得点こそ奪えているものの、これでは次が危ういなという展開。

とはいえ、彼女たちは知らないなりに必死にプレーする。それだけは伝わる。


ベンチに入れている選手も総出場する。

が、交代が下手。笑

ここでいらぬイエローカードをもらうことになる。

ベンチに帰ってきた選手は「フットサル難しい」「どうするんだ?」との疑問が飛び交う。

だが、それで良い。

ここで原始人からちょっとずつ現代人に近づくようにしていけばいい。

与えられた場所で必死に培ったものを使って戦い、通用したり、しなかったことを持って帰って学び、改善する。そしてまた出場する。

同じ試合で何度もトライ&エラーを繰り返し、学び、もう一度トライできる環境はフットサルならでは。


しかし、ここで問題が発生する。

ただ懸命にプレーすることを求めて試合に取り組んだはいいが、どうすれば良いかわからないからと試合を無難に終えようと、トライすら行わないプレーが散見する。

これではメンバー外の選手たちは納得するような試合にはならない。

無難にミスしないようにしよう。自分が悪くならないようにしよう。のようなプレーが連発する。一見悪くはないように見えるかもしれない。しかし、そんなチャレンジをしないプレーはプレーのミスよりも問題視される。


ここでたまらずタイムアウト。

一喝どころじゃすまない。メンバー外の選手にとってこの試合がどういうものになるのかは、この試合のメンバーのパフォーマンスによって変わってくる。

技術的なことなんてほぼ話してない。めっちゃメンタルの話。

タイムアウトの使い方ではないやろうって言われれば本当その通り。


で、送り出すとちょっと息を吹き返す。

吹き返したは良いものの、情けない姿を見せてしまったのもまた事実。

これは外れた選手に申し訳ないな〜となりながら終了。

スコアよりも内容がとても危うく、残念なものになった。これでは明日の決勝戦どうなんだよってなるくらい。


アップ前にはメンバー外の選手数名が、「なぜ外れたのか」「どこが足りないのか」など聞きにくるくらいだった。となるとこの内容では納得いかないよなって思うし、きっと選手たちも思ってたと思う。

最後にその辺りの話をして解散。明日のメンタルどうなってんだろうと不安になりつつも、いつものノリでなんとかなるやろう。


で、帰って映像を確認する。

中学初ゴールの貴重なシーンがカメラトラブルにより映っていない。。。

記録には残らなかったが、みんなの記憶に残る2点目でした。

 

Day2 福井丸岡RUCK戦

 

ちょっと遅めの集合時間にパラパラと選手が集まり出す。

朝の表情でメンバー決まるだろうなーと思っていたら不意の電話。

1名発熱により休むとのこと。のちに結果が陰性だったので問題はありませんでしたが、これが今のご時世の怖さ。


熱出たら1発アウトの綱渡り。もういよいよしんどい。数年前ならこの選手多少無理しててもきてたと思う。出てないかもしれないけど、現場にはいたと思う。

Liveも出来ないため、結果報告のみ。ちょっと可哀想だ。

ワールドカップ観てや、誰もマスクもしてない。ワールドから取り残されてる感あるよ日本。


さてこれで考えること考えること。

メンバー表と選手の表情の確認とならない電話と3点を気にしながら考えます。

それで悩んだ挙句、決断する。これで行きます。と発表してからは早かった。

アップもたっぷり1時間以上時間があるので超リラックスムードを作らないと張り詰めたら絶対に崩れると思い、しばらくは自由に過ごす。徐々に気持ちも身体もギアを上げていって本番へ臨む。


スタートの発表、最低限の約束事の確認、メンタルの話、詰め込みに詰め込んでいざ試合開始。

入りは奇襲で飛び掛かるも失敗。

落ち着かせたら喰われるのは明白。じっくり行く?そんなわけない。最初っから飛ばします。

それでも日本リーグを戦う選手たちもいる相手にとってそこまで焦るものでもないのか。うまいこと剥がされる、仕掛けられる。

粘り強く、しのぐも前半で連続3失点。1点目はいかにもフットサル。っといった得点でした。本当お見事。相手の中3の選手は小学生の時から知っている選手のため、上手くなったなと感心すると共に、成長することの厄介さを感じる。

相手からしたら足りないとこだらけで荒っぽい我々フットサル原始人。

相手にとっては不足だらけ。

我々からしたら相手にとって不足なし。というかあまりある相手。


総力戦とまではいかないが、出場した選手が必死に体を張り、止めるわ、しのぐわ。昨日と打って変わってチームの力強さとHanksさんで培った経験がちょっとだけだが見える展開。

前半を0−3で終える。

この辺りで会場には男子の決勝を控えたチームの選手とスタッフ、保護者、そして女子の決勝を観戦している関係者の方がおそらく勝負が決まったと感じたと思う。

多分自分も観戦している側だったらそう思っていた。

実際にベンチに帰ってきた選手の表情を見ると、何か勝てる要素を掴んで帰ってきたからか表情が暗くない。というかギラギラしている。

勝手にこの試合を坂井市ダービーと位置づけしているが、その影響もあってか闘志があった。それもメインで出ている選手以外にもその様子が見える。


個人的にはまだまだやれる感を持っていたので、この気持ちが共有できていることの嬉しさとただ単純に楽しかったので、勝たせてやりたいという思いももちろんあるが、これでもっと上手くなるという喜びが大きかった。

結果だけいうと最後に見事なフットサルならではの連携プレーに沈み、3−4で敗れるのだが、一時は3−3にまで並ぶ展開まで持っていった。

時系列で得点シーンをご覧ください。



得点の度に徐々に会場もベンチもボルテージが上がっていくようなそんな会場の雰囲気がとても最高の空間でした。

試合中に彼女たちが成長したんだなと感じたシーン。惜しいけど、入らなければ意味がない。しかし、慣れない環境にトライし続けてきた結果がでたシーンでした。


会場を出るまでに本当いろんな方に声をかけていただきました。

前半で「あ〜終わったな」と思った方もこの展開を誰も予想しなかったんじゃないかと思います。

この試合をきっかけに坂井フェニックスレディースを知っていただいた方もかなりいるんでしょうね。HPのアクセス無茶苦茶伸びてました。


心を動かす試合になったんじゃないでしょうか。

悔しいは悔しいけど、充実してました。

負けた原因は監督です。追いついた展開になったときに頭をよぎった


















あれ?北信越大会の参加費っていくらやったっけ?

【参加費は決勝戦後に勝利した場合、支払うことになっている】



こんなことを考えた監督のヘボさです。応援してくれた皆様すいませんでした。


 

チームを体験してみませんか?

 

そんなヘボ監督のいるチームですが、選手は明るく元気なチームです。

体験はいつでもOKですが、説明会の予定と合わせてご参加ください。

今回の説明会を今年度最後にして、あとは個別に対応しようと考えております。

ぼちぼち来年のサッカーどうしようか検討中の方は是非ご参加ください。





なでしこひろばも是非ご参加ください!



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