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卒業おめでとう

今日は坂井市内の中学生の多くが卒業を迎えている日。一部延期になっている学校もあるがまずはおめでとう。

今年卒業する子達は中1の終わりからコロナに振り回され始め、ついには卒業式まで影響してしまった年代だ。体育祭や修学旅行、文化祭など楽しみは縮小もしくは中止。学生の楽しみでもあり学びの経験が諸々奪われていっているのを直に感じてしまった年代。

サッカーやってるやってないを関係なく、この年代の子ども達に本当に次の世代では良い経験をしてもらえるようにそれこそ行政が主体となって助けていかないといけない。

すごい規模を拡大させた体育祭、それこそ各団に特別ゲスト【オリパラ選手やプロ選手】を誘致するとか、長期間行ってオリンピックみたいに開催するとか、予算規模拡大させて各校対抗にする。考えれば考えるほど楽しそうなものにしてあげてほしい。ほかにも超豪華文化祭、修学旅行、遠足だってなんでも目白押しに。

「いやいや、本当こんな楽しいイベントばっかり良いんですかね?」ぐらいにしてあげてくれませんかね。福井県知事見てますか?【絶対見てない】福井県をあげてやっている感染対策「福井モデル」は出口戦略もかんがえてますよね?財政とか経済とか景気がどうとか小難しいことは分かりませんが、これから何年も続く社会を担っていくのは間違いなくこの年代を過ごした子ども達です。

SNSでもコロナ禍で大変だったけど楽しかった!とか高校生の卒業式や大学生の卒業式の様子が見られます。コロナ禍でも楽しみを見つけることを出来たことは一安心ですが、コロナ禍でなければ...もっと良い経験できたよなぁ。失ったものはお金もそうだが経験がでかい。

「苦労は買ってでもしろ」

こんな言葉はあるが、コロナの苦労は果たして買ってでもするべきだったのか?答えはまだわからない。答えが出るのは数十年後。コロナ禍を子どもの頃に経験した世代が行政や企業のリーダーになる時に出てくる。どういうリーダーシップを見せてくれるのか、どういう結果になっても見守りたい。

 

1期生

 

去年も卒業した選手はいるが、その子は途中から移籍してきた2期生【ややこしい】

今年卒業する子が正真正銘の1期生になる。

ちょうどチームが始動したあたりの写真

去年の9月

この写真を撮った記憶は全くないけど、なにしてんだ?

人を踏んづけるくらい態度もでかくなりました。身長も、あとは人間的にも。

まだまだ未熟な部分はあるけども次の世代にバトンを託します。


それよりも改めて増えたなという印象が強い。

3年でこんなに変わるもんかね。


 

振り返れば3年

 

体験会しまっせ!と意気込んでやり動き始めたときはこれくらいの時期から。


小せぇ笑

それで初の合宿。と福井高校さん、アルベロ神戸さんと交流。

この時はユニホームも人数も揃わず、色々とお世話になりっぱなしだったと記憶。

そして夏に三重県に遠征。この時は大聖寺高校さんと一緒に遠征へ。鈴鹿グローリィさんに色々助けてもらいながら行った。最後のじゃんけん大会でベンチをゲットし帰福。

HPの青空はその時に撮った写真を使っている。

1年目に関わってくれたチームの方々に恩を仇で返さない。うまくいきだすと疎かにしがちなことを絶対にしない。そういう誓いを忘れない様にHPの一番見えるところに使っている。この1年目に関わってくれたチームがあるから坂井フェニックスレディースはあるんだと。坂井フェニックスレディースの後ろにはいろんな人が、チームが関わってくれているんだという意味も込めている。


そしてこの年はU15サッカー選手権にGOWESTさんと合同(ほぼおんぶに抱っこ)で出場。福井県開催&U15女子サッカー北信越リーグの次年度開幕へ向けて1回限りの大規模な北信越大会になったおかげで、北信越大会にも出場。

この時の県予選で坂井フェニックスレディースの選手が初めて公式戦でゴールを奪うことになった。狙ったと当時本人は言っていたが、出来過ぎなくらい綺麗なアーチを描いたゴールは絶対に偶然だと今でも思っている。現に綺麗すぎるまでに芯を喰ったボールはこれっきり観てない。おそらく一生忘れないゴールになった。


そこから冬に兵庫へ遠征。またしてもアルベロ神戸さんにお世話になる。

今考えても豪華なチームと対戦できたし、さまざまな地方のチームと出会えた。こういう組織を福井を中心に作っていかないとなと考えさせられて今に至る。本当コロナのクソ野郎【口悪い】のせいでそういう話を現場ですることすら少ない。


そして2年目に差し掛かる。

人が増えておいおい8人制のサッカーできるやんけ!と喜ぶのと同時に、練習の幅が広がったことに感動をした。

この写真の大会後からコロナの自粛が始まり2ヶ月のストップをくらう。


自粛明け後に公式戦のユニホームが届いていよいよ準備しないとぁと雰囲気が出てくる。

この時はまだ練習会場を転々とするジプシー生活を継続していて、毎月頭に施設に顔を出しては「いつの何時ごろご希望ですか?」→「空いてる日を全部教えてください」と職員の方々を困らせた。めんどくさい団体だったと思う。

たしかこのあたりで当時2年がサッカー的には少し質が上がってきたと記憶している。サッカー以外のことにも興味を持ち始め、めんどくさくなってきたのもこの辺り。笑



そしてこの大会まで可能であった小学生の協力を得て単独チームとして初めて公式戦に出場を果たす。

結果は初戦敗退。この試合からまた練習の時も雰囲気が少しずつ変化。この時は防波堤と化した10番が攻撃を堰き止め奪い取り、そして自らミスを犯し相手にボールを献上するという無限ループに迷い込んだ。笑

この時は得点なし。しかしながら、試合で相手チームからここでファイトできないやつは試合で使えねえよと言われたような試合だった。

交代を考えるかとベンチに目をやると当時小5の選手が一人。笑った。スタッフの方が多いやんけ。


秋口からずっと計画していたIZUMI SCさんとの交流。

このときの空も良いんだわ。

こういう交流を経て今がある。この時に3年目はこうしたいな、ああしたいなのイメージが少し具体的に形作られてきた。



そして3年目

人数が増えて、個性的なチームがさらに個性的になりどこにも箸休めのないアクの強い集団になってしまった。例えるなら、海鮮丼にラーメン、ステーキ、ウィスキーが1セットになった定食の様なメンバーになった。

これをまとめるのは大変だろうなと思ったが、元々濃ゆいメンバーだったのでまとまらずともそれなりにチームは動いていた。


春には滋賀へ高校と練習試合、恩師にも出会えて実りあるものになった。

その後には石川に練習試合。動ける範囲がデカくなって、考えさせられることも増えたが、それ以上に面白おかしく過ごすことが出来た。


選手の出身チームを招いての交流戦。

種別は違えど、同じ競技を楽しむ仲間達。後輩達に見せるべき背中をしっかりと見せてほしい。卒団してわずか数ヶ月での開催だったが、これで少し成長した姿を見せてあげてほしいなという願いもこもっている。今年もどっかでやりたいと思っている。

コロナで忘れがちだけど人との出会いや交流はチームも個人も成長の種になる。小さなグループでの動きに留まれば刺激が足りない。もちろん自主的なことで伸びるは伸びるが新たな発見は少ないことには違いない。何度でもいうがコロナのクソやろうめ。

今年はできるか?ぜひともやりたいが。。。


活動範囲を絞りに絞った合宿も行った。

春は自分達だけで、夏と冬は他チームとの交流はあったが、1年目ほどの幅の広い活動はできなかった。3年生からすれば年を重ねるごとに移動範囲は狭まり、対戦カードも似た様なカードになる。刺激少ないなぁ。申し訳ないなぁ。と唸りながらPCと睨めっこ。

それでもたくましくやってくれたとそこに喜びを感じるほかない。



公式戦は2年目に何もできずに無限ループに迷い込んだU15選手権と初の挑戦U15北信越リーグ参入戦。

選手権は2年目と3年目では違うチーム?かの様な結果になる。初戦では得点者が全員バラバラの積み重ねが見えた勝利。

決勝は2年目同様にここが足りないんだと見せつけられた試合になった。

しかしながら、3年生の試合の様子を見るに良くなってきたなと改めて感じた。1年目のゴールから始まり、ここまで変わるんだと思える様な内容になっていた。

参入戦には怪我人やら受験でぬけるやらで満身創痍の状態でむかうことになり、リーグ運営側も参入戦自体を初めてだったこともあり、当日までメンバー表はおろか要項すら届かない自体。決まっているのは会場と時間、対戦相手のみ。そのほかは全くわからないという超アウェーの洗礼を受ける。結果は惜しくもなんともなく敗戦。これは監督のミスがでかい。選手がどうこういうもんではない。単純に決断が遅れた。これも忘れられない試合。

ゴールパフォーマンスはええからはよボール持ってこい!

と叫んだ試合。もう今年はこんなこと言いたくない笑


今年もチャレンジするつもりだが、どうやら他県もチャレンジしたいチームがいる模様。

そうなれば参入戦にチャレンジすることができるのは1チームのため、参入戦代表決定戦を行う必要がある。

どうやら今年は今年でパワーの必要な年になりそうだと予想されます。みなさまお覚悟を。



その他にもTOPチームの運営したり、フットサルしたりと色々試行錯誤した3年間がいよいよ終わろうとしている。先輩がいない中、ずっと最高学年を走り続けてきた彼女らの後ろには後輩達がついてきているはず。

ようやく3年一区切り!

「潰してやる」

ある人に言われたこの一言から始まった坂井フェニックスレディースも潰されず3年生き残りました。笑

潰されずに3年間過ごした彼女達はきっとカッチカチに固いか、柔軟性に優れていたのでしょう。きっとこれから先もどんなものも弾き飛ばすか、受け流すでしょう。


後輩達もきっと君たちを見習ってこんな先輩になりたい!と憧れを持っていることだと思います。とりあえず3年間お疲れ様でした。また始まる高校3年間を後悔の無いように過ごしてください。そしてたまにボールを蹴りにきてください。

後輩達が首を長くして待ってます。











いや、

















わかんないな、癖強いから。

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