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変わるのは誰だ?

やべっちFCがやべっちスタジアムになって帰ってきたことに関係ないのに歓喜してます。

まだ冒頭しか見れてないけど、毎週日曜日の楽しみが増えました!


師匠も走るほど忙しい年末「師走」

そんな偉い人でも忙しいのだから小兵の河端なんか走り回っております。

ありがたいことに様々なところからお声掛けしてもらえていろんなところへ顔出して遊んでもらってます。

あんまり「忙しい」という感覚はなく「楽しい」の方が多いけど、他人のスケジュールとして見ると大変そうに見える。笑

まだまだ今月でやりたいことあるのでなんとかしたい。「1日24時間」持っている時間はみんな一緒なのでやりくりしてやり切ります!


 

大人が変わると子供も変わる

 

「弱小チームに新しくきた指導者がチームを蘇らせた!」とかよくあるストーリー。

漫画でしょ?ってなりそうだけど実際よくある光景。

この逆の「強豪チームに新しい指導者が来てチームが崩壊した」もある。


どちらも選手は一緒。環境もほぼ変わらない。ただ関わっている大人が変わっただけ。

でも明らかに何かが変わる。表情だったり、プレーの癖、言葉、雰囲気なんとなく変化してきたなぁ〜、が1年、2年経つと「あれ?このチームってこんな感じだったか?」ぐらい完全に変わってしまう。

特にわかりやすいのは、代表の監督でも、Jクラブの監督でもあるのが急激に変化させて、チームへ良い変化をもたらそうと監督をはじめとしたスタッフの入れ替えを行うのはよくある話。

だけど街クラブはそうもいかない。基本的にはスタッフは変わらないので、それが良い方向なのか悪い方向なのかはともかく、関わり方がチームにとって大きく影響してくる。


勝ってても楽しくなさそうなチーム、負けてても楽しそうなチーム、どんな試合でもプレーがぶれないチーム、カメレオンみたいにプレーが相手に合わせて変わるチーム。など本当に様々。

これはチームにとって良くない状況だな。と思う人がいたら、関わり方を変えると選手も変化していきます。

それは指導内容はもちろん、声の掛け方や言葉の中身、表面に出さずともサッカーというものの考え方を変えるだけでも変化します。


 

変化の軌跡

 

2019年度から関わらせてもらっている石川県にある大聖寺高校女子サッカー部ですが、様々な部活を経て女子サッカーを高校から始める選手が多いので変化していく様が一番わかりやすいと思います。様々な学校から集まってきて、違う競技からサッカーを選んだ彼女たちの変化がこちら。


去年の選手権大会



今年コロナの影響でこんな感じになり



・・・


2枚目から3枚目の変化がどうしてこうなった?となってますけど多分関わった大人の責任。

青森山田さん、ひいてはギニュー特戦隊の皆様のおかげで彼女たちはこうなりました。

まだまだ照れがあったり、ひじが伸びきってません。指導力不足が伺えますのでこちらはきっりち鍛えておきます。

ちなみに2枚目の日が競技的な内容では一番よかった日。3枚目の日は前半非常に良い内容で折り返し、後半ガス欠起こしました。


もちろんサッカーはちゃんと頑張ってます。コツコツ頑張ってうまくなってます。

ただ彼女たちはサッカーを試合中だけではなく、その前後もサッカーとして捉えています。

競技としての側面と、エンターテイメントとしての側面の両面で。


「一生懸命サッカーをして楽しむ」これはどのチームも目指している形だと思います。

彼女たちは更に「観てる人たちにも楽しんでもらって自分たちも楽しむ」もサッカーの競技の中で「楽しい」と感じている。言わば「楽しいの2色丼」です。


こういう風景を見て「ふざけている」「リスペクトにかける」などと捉える人もいると思います。少なくともそう捉える人が関わっていたらこんな感じにはならないはず。

そうなればこの楽しみ方を知らずに「サッカーという競技とはこういうものだ」と捉えてしまいます。今後「2色丼」が楽しめないこともあり得ます。


「いやいや1色で十分だ!鶏そぼろだけでOK!」「牛丼だけで良いんや、紅生姜や玉ねぎなんかいらん!」っていう人もいるのでそういう意見もあって良いと思います。

「プロになれんのならやめた方が良い」ぐらいの人もいるので。


ただ個人的には「楽しい」ところをたくさん持っている方が良いと思ってます。

 

子どもが変われば未来が変わる

 

壮大なテーマになるかもしれませんが、実際そうなんだと思っています。

関わる大人の考え方やスケールが子どもに影響しているのは間違い無いので。


「勝つことが偉い」「勝ち=良い事」と捉えるだけになってしまえば勝ってる間は良いですが、負けたら「悪い事」「ダメな事」というように捉えてしまいかねません。


例えば両親が海外へ旅行や仕事で飛び回っていたら「海外」に対する考え方は子どもにとって身近に感じるでしょうし、逆に両親が国内から出たことがなければ「海外」はその子にとってハードルのものすごい高いものになる。

極端な話、県外や市外に出た事ない両親のもとで育った子と海外へ飛び回る両親のもとで育った子の行動範囲のスケールは絶対に違うはず。


関わる大人の考え方、普段口にする事一つ一つでその子のスケール感が大きく変わってきます。

「隣の県までの移動は遠い」と捉える人と「韓国?日帰りでも余裕やで」と捉える人の違い。22時を「遅い時間」と捉える人と24時でも「まだ24時やん」と捉える人では言葉が変わる。

「うちの子は普通で良いんです」「うちの子は理解力ないので」こういうことを言う人は知らず知らずのうちに我が子の自信を奪い去り、成長に蓋をしていることが多いです。


これはチームの指導者でも同じ。選手の成長を止めることのないようにしないといけません。関わる大人が子どもの選手として、人間としての将来にも関わっていることも自覚して指導していかないといけません。

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